コラム(2002年過去ログ)
反省の日々
12 月議会もやっと終わり。毎回多くの議案・一般質問と良くあるものだと感心する。思えば議員になって 3 年半、定例会もあと 1 回を残すだけとなりました。これまでの自分の提言がどれほど市制に反映されたかと、検証する間もなく毎回の議会に追われる日々でありました。議員の日常活動を説明するのはなかなか大変です。議員活動と選挙活動の区別などどこに行ったのやら、とにかく自分を見失わないように、毎日毎日頑張ってます。
先日、ある方から苦言をいただきました。最近の議会の発言についてでありましたが、「どうもこの頃議員さん達の発言が細かすぎるような気がする、もっと高所に立って将来の方向性を論議していただきたい」と、このような内容でありました。自分も物事に熱中しすぎると周りが見えなくなるので、同じような事にならないように気を引き締めてかからねばと、反省反省。
【追伸】「はやて」に乗りました
始発の「はやて」、まだ暗いうちに出発、まどろむ間もなく八戸に到着、シンポジュームに出席するためでしたが着くのが早すぎて逆に小雪の舞う八戸をゆっくり散策する事が出来ました。都市の間をつなぐ時間だけは短くなりましたが、そのまちそれぞれに流れる時間はゆっくりとしたもので、海辺の町の情緒を満喫してくる事が出来ました。近いうちに八戸の人達が古川に観光に訪れるように祈りつつ、今度は古川の名物でも売り込みに来ようか等と考えながら、充実感を胸に最終の電車で八戸を後にしました。今回の一般質問の 2 回目で、産業部長に対して観光と物産について質問をしております。内容については議事録が出来てからホームページに記載したいと思います。
寒さが一段と増してきます。景気も益々冷え込んで日本全体が北極にいるようです。すべての寒さに負けないように、今年 1 年間の皆さんの激励とご協力に感謝申し上げ、新年度皆様の活躍を心からお祈り致します。ありがとうございました。
6 月議会について
2 月の定例会、平成 14 年度の予算が可決され、やれやれと思うまもなく 6 月の議会が始まる。たった 4 ヶ月の間にこんなに補正の用件が発生するのかと毎回考えさせられる。十分に審議を尽くしてこれで良しと思った予算が、順調に執行されればいいのにな、と思う間もなく新たな問題が発生する。国や県、その他関係機関のもろもろの事情からやもうえない事とはいえ、毎回ご苦労な事である。議員としては、可決された予算が適正に執行されているか監視する責務があるし、市民を代表して執行部に対して意見を反映させるという市民に対して責任を負う必要がある。毎回自分としては全力を尽くしているつもりなのだが、有権者・・・友人の採点は毎回合格点に届かないようである。自分の役割を十分に自覚し、もう少し頑張うと思う。
6 月議会の最大の論点は議員定数の問題になると思う。定数の基本的な考え方については別なページで述べたが、議員木村として自分の考えを主張していこうと考えている。
議員定数を 24 とする意見
今回の改正は、地方議会の基本とも言える議員定数については地方公共団体自らが議会の議決を経て「最小の経費で最大の効果を挙げる」などの観点から十分な審議を踏まえて決定するものである。人口区分に応じて上限数が法律で定められるがこれはあくまで上限数にすぎず、いかなる場合においても「定数」とはみなされない。いかなる定数がその地域特性に応じて適当であるかを自己決定する事になる。平成 11 年 2 月自治省の統計によれば、地方議会の議員定数の減少状況は、全国 670 市のうち減少条例を制定している団体は 660 市に渡り全体の 98.5 %になる。条例定数も法定数 24,472 名中 18,823 名、減員数 5,649 名で減員率は 23.1 %となる。本市の定数を 24 名とすると上限の 30 名からの減員率は 20 %となり決して突出した値ではない。地域格差も多少はあるが、関東、関西の自治体の中にはこれらよりもさらに大きな減員率で定数を定めている自治体も多い。さらに本市の周辺地域、大崎の 13 町のうち平成 11 年以降 7 町が 2 名から 4 名の減員をしている。これらの実情を鑑みるとき、住民の多くがそれらを望んでいると考えられる。
地方議会においては、それぞれ常任委員会の設置できる数が決められている。本市の常任委員会は 4 つ設置されておりそれぞれの委員会の委員数は 6 名が 2 つ、 7 名が 2 つの委員構成になっている。一般的に会議や討論を行う場合の、もっとも小さな合議体は 7 名とし、それぞれプラス、マイナス 1 名がもっとも効率的と言われている。本市の常任委員会が全部 6 名構成とすれば 24 名の議員で対処できる。現在の 6 名で構成する委員会は当然十分な機能、責務を果たしている。
本市議会の一般質問などで良く行政に対する効果についての問題が提起されている。社会情勢の変化に伴う住民ニーズ、それらの要求にいかに早く対応するのか、より効率的な対応として、最小の経費で最大の効果を発揮できるような方法などあらゆる観点から模索すべきであると訴えられてきた。しかし、我々議員は行政に対して、ただ求めるだけではなく自らの努力が必要である。議員定数を効率の点だけで論ずる事は必ずしも正しいとは言えない。しかし、一方ではより良い効率を図れとか対費用効果を評価して事業の進捗を図れと提言している議員は何もしなくて良いとは当然言えない。公聴会においても日頃から議員としての「研鑚を深めたゆまぬ努力を求める」暖かい激励の声などが寄せられた。議員が今まで以上に活動を強化する事を自覚し更なる努力を重ねていけば、 24 名でも市民の付託に十分応えられると思うし、していかなければならない。決して現状に浸ることなく、新たなる決意を持って取り組む姿勢も議員にとっては非常に大切である。
急激な人口の増加が望めない現在、行革を訴え議会改革を進めるべきとの意見の中には、財政と一緒に議員定数の問題を論ずるべきでないと言いながらも、結果としてたとえわずかな金額でも厳しい財政問題に貢献できればなおさら良いと考える市民の声なき声が含まれていると考える。一歩踏み込んだ考え方なしに改革の前進は望めない。新たなる議会改革を進めるためにも、英断を持って対処すべきである。




