古川市議会議員・木村和彦(きむらかずひこ)

議会活動報告

平成 12 年会派代表質問

質問: 1. 予算の取り組みの方針について

市長は、長引く景気の低迷や恒久的な減税の影響で、自主財源である市税で当初予想されたほどの伸びが見込めないとの状況であると。しかし、その収納に向けて全力を挙げて努力するというふうに言っております。また地方交付税につきましては、前年度の実績、あるいは地方財政計画に基づき、一定の伸びを見込んでいるとも言っております。

その一方で、介護保険制度の発足や都市基盤整備、あるいは施設の維持管理経費など、増大する財政需要に財源が追いつけないという現状になっているのも事実であります。このような実情から、普通建設事業など投資的経費については当初予算の段階では措置が難しく、今後財源の推移を見きわめながら対処していくとも言っております。今回の平成 12 年度一般会計予算を見る限り、一部の報道機関で、市長が、骨格予算であり決して暫定ではないとおっしゃっていることに対し、私にはどうしても理解できかねるのでありますが、市長のお考えをお尋ねいたします。

また、今回の予算が本予算とするならば、継続事業の一層の推進を図るの一言だけで、 12 年度に向けての新たなる指針となるべきものが何ら示されておりません。国の予算案が景気の回復を前面に打ち出し、これこそが国民が今、求めている最重要課題として取り組んでおります。本市も 2 期 8 年間にわたる中川市政に対し、市民が寄せる思いは、今このようなときに何が必要で何を我慢すべきという明快なる方向性だと私は考えるのであります。

13 日付の朝日新聞で、企業のトップに聞いた景気アンケート、向こう 1 年間景気傾向をどう見るのかの問いに対し、本格的な景気回復もしくは穏やかな回復が続くと答えた企業が 80 %を超えておりました。このように景気動向を上向きととらえる企業が多くなってきている社会情勢を踏まえた上で、本市では市長が今後の財源の推移を見守ると発言されておりますが、それはどのようなものなのか。また具体的に財源の見通しがあるのかどうか、あわせてお伺いいたします。

答弁:市長

古川市の平成 12 年度の予算のとらえ方、内容ということについてのお尋ねであります。
今回、予算編成に当たりましては、骨格予算であるのか、あるいは暫定予算と呼ぶのか、いろいろ解釈の仕方、違い等もあり、大変難しいところであります。

本市の 12 年度の予算では、通常どおりの予算編成を行ったということでございます。特に西部地区の老人福祉施設建設への助成、あるいは南中学校建設事業の着手など、新規に取り組みます事業もございますし、介護保険制度の開始や建築確認での特定行政庁の設置、また地方分権の本格化など、これまでにない新たな諸施策を展開する中、来るべき 21 世紀に向けて、拠点都市として大きく躍進できるような取り組みをいたしたところでございます。ただ一部投資的な経費につきまして、科目設定のみとなっている部分もございます。

予算編成の段階で、当初の見込みどおりに歳入の伸びが見通せないというようなこと。経常的経費を中心とした予算組みとならざるを得なかったこともございます。都市基盤整備など投資的経費につきましては、今後とも財源の推移を慎重に見きわめながらそれらに予算づけ、実施に向けて努力する所存でございますので、御理解をいただきたいと思います。

補足答弁:財政課長(保坂忠彦)

御質問の中で、財源の推移を見守るということと財源の見通しという御質問がございました。市長に補足して申し上げます。
御承知のとおり、予算と申しますか、数字は時々刻々変化しておりまして、現段階で申し上げる数字があくまでも確定した数字ではないということをまずあらかじめ御理解をいただきたいと思います。

現段階で、 12 年度において地方財政計画等の中で、当初予算よりさらに見込まれるであろうという数字は概略私どももつかんでおります。ただその額はそう大きな規模ではないととらえております。
ちなみに申し上げますと、利子割交付金、これも 4,000 万円ほどは増額交付になるであろうと。あるいは地方交付税もさらに 1 億 5,000 万円程度は増額になるであろうと。ただこれはもちろん冒頭申し上げましたとおり、確定数字ではございません。さらに加えて 11 年度の繰越金に期待もかけていきたいと、これもどの程度出るかわかりませんけれども。そういったような数字、組み合わせますと、 3 億円ちょっとぐらいになるのかなという見込みを現段階では立てております。そういった数字の推移を見ながらという趣旨で、市長は申し上げたものだというふうに思っております。

したがいまして、このような 3 億円ちょっと、あるいは現在でも財調基金、こういったものもさらに幾らかでございますがある中で、 1,000 円予算、当初において科目設定予算をした投資的事業、この 1,000 円予算に優先順位をつけていきながら、年度内にできるだけ早い機会に予算措置の対応をしてまいりたいという趣旨でございますので、御理解をいただきたいと思います。

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