古川市議会議員・木村和彦(きむらかずひこ)

議会活動報告

平成 13 年会派代表質問

質問: 1. 21世紀の大崎の中心としての古川市の役割について

2) 芸術文化の事業推進の方向性と基本理念について

今年度、すなわち平成 12 年度は市制 50 周年にも当たり、記念事業がメジロ押しでありました。市民ミュージカル、大相撲、市民創作劇場などに取り組まれ、そして先ほど佐藤和好議員が取り上げました NHK ののど自慢などいよいよ近づいて、全市を挙げて取り組もうとしております。
しかし、会場として使われた施設は老朽化が著しかったり、また事業の内容と会場の対応が不十分で、施設の機能を十分に果たすことができないようにも思われます。さきの答弁にもありましたが、総合体育館ののど自慢の使用についても、体育館をホールとして使用するのには、 NHK の関係者が厳しいと話されておりました。そのとおりであります。

大崎地方には、中新田のバッハホール、小牛田の文化会館など、すぐれた施設が整っております。市長はスポーツ施設のことにつきましては、近くの町村に同様の施設がある場合、その共同利用を図り、有効な施設運営を図っていきたいとも言われております。しかし、文化施設に関しては、スポーツ施設などと同様な取り扱いはできない問題ではないかと私は思うのであります。

文化の薫るまち古川、市民に潤いを与える文化を花開かせるのも行政の責任であると思います。それが生き生きとしたまちづくりであり、非常に大事なことだと思います。
その伝統文化を守り、後世に伝えること、さらに新たなる時代に即した文化の創造・発展をさせるために、今、市としては何をなさねばならぬのか、何が一番大切なのかを見きわめる、これもその時代の市政を担う者の責任であります。

文化はそれぞれのまちにあり、まさに個性的なものや独創性の高いものであります。これらの文化芸術の下支えになり得る文化発表の施設が今、古川市民にとって必要であると思われます。財政の非常に厳しい現状は十分に理解をしておりますが、老朽化が著しい市民会館、隣接する公民館、勤労青少年ホームなどでありますが、文化の発表、次世代に伝える文化の伝承にどう対処するかが今後の大きな課題であると思います。市が中心となって文化団体をより充実したものにしていかなければなりません。これらの文化をどのような方法で伝え、また発表などの場所をどう確保されていくおつもりなのか、御所見をお伺いいたします。

答弁:市長

2) 芸術文化の事業推進の方向性と基本理念について

これは議員おっしゃるとおり、市民がこのまちに誇りを持って、そして人間性、感性豊かに暮らしていくためには、これは文化の振興が必要だし、そしてその文化を、伝統を後世に伝えていくということは、今生きている私たちの責務だと思います。そのために活動の場、発表の場が必要だということは言うまでもないことなんですが、新しく今、施設をすぐここでつくるということになりますと、極めて困難であります。

今、御存じだと思いますが、文化センター建設基金というのがあるんですが、 2 億 3,000 万円であります。現在、そういったことを踏まえまして、今しからばどうするかというと、今ある施設をどう有効に使っていくかということになっていくんだと思います。確かに、文化活動発表の場としての施設は老朽化をしています。それで、年がたつに従いまして、事業展開を図る上で使用目的にそぐわない面、不都合な面なども御指摘いただきましたが、確かにそのとおりです。そこで、新しい文化施設が必要だということになるんですが、それがすぐできないということは大変苦しく思っております。

それから、市民会館ですけれども、これは平成 6 年に音響、照明等の大規模な改修工事を行いまして、今に至っているわけですね。確かに文化振興の方向づけとしては、ハード面としての施設整備の充実、再三申し上げているとおり、重要なことであります。したがって、これは将来にわたっては、芸術文化にかかわる市民の方々が活動しやすいよう環境を整えることや、鑑賞、発表の場の機会の充実を図るなど、これは支援をしていかなければならないというふうには思っております。また、活動を促すという観点から、参加する個々の人の内面性を重視した創造性を喚起する啓発事業活動への転換が図られるよう、支援、助長してまいりたいと思います。

それから、これは新しいの建設できないということになると、勢い更新ということになりますけれども、現在の市民会館は確かに不都合な部分がありますが、開館当時から大崎の文化の殿堂としてなれ親しまれてきたことなどもありまして、限りない愛着を感じている方々も多いというふうに思っています。現段階では本市の財政状況が大変に厳しいのは、再三申し上げるとおり、議員既に御承知のことであり、これは繰り返しますが、現状の施設を補修をしながら使用している状況であり、御理解を賜りたいと思います。

また、言いますけれども、将来においておっしゃること、これはもっともです。したがって、将来、施設の収容人員等も含め、営業ベースでの採算がとれる施設規模も勘案をした上で、その必要性の御論議をいただきながら推進していくべきであろうと考えています。

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