ことしの冬は例年にない大雪でありました。除雪の担当者は言うに及ばず、市職員全員がまさに一体となってこの作業に従事いたしました。除雪作業の委託を受けた業者は言うに及ばず、多くの市民も懸命に除雪作業を行いました。にもかかわらず、余りの雪の多さに作業がなかなかはかどらなかったのも事実でありました。
除雪担当の係の方には大変な御労苦であったと深く感謝の念を持つものでありますし、この除雪作業に従事または協力していただきました多くの市民の皆様にも深い感謝と敬意をあらわすものであります。
今回のような大雪は、除雪作業について市民はどのように対応すればよいのかを逆に改めて考えるよい機会ではなかったかと思います。今回の雪対策、すなわち除雪、排雪、融雪など、これらに関する問い合わせは、先ほどの答弁でもありましたが、 1 日 400 件を超える件数があったと言われております。その問い合わせの中には、どこに雪を集め、どこに捨てるのかというようなことから、この路線の除雪の対応はいつになるのだろうかという、ありとあらゆることであったそうであります。
この原因は、余りに一度の降雪が多かったのと、それに追い打ちをかけるような異常低温であります。今までと同様の除雪対策では追いつかなかったことが主な原因でありました。古川に住む者にとって、冬になれば当然雪は降るものと、これがごく当たり前のように思われていると思います。私もそう思う一人であります。がしかし、今回の雪は今までの常識、古川のことでありますが、考えられないほどの降雪量、そして低温でありました。ここまできますと、単に異常気象では済ますことはできないと思います。
私は今回のようなケースは、この地方にとっては、まさに豪雪、災害と呼ぶべきものではないかと考えます。本市には、災害などの非常時に対して防災マニュアルを作成しております。今回のような豪雪のような場合、この防災マニュアルは発動されるのでしょうか。聞くところによれば、このようなケースの対応が一番難しいとのこと。防災マニュアルを作成してあっても、その発動のタイミングが問題とのことでありました。
ここでお伺いいたします。地震、火災、洪水など非常時に対する防災の対象は本当に十分でありましょうか。そしてまた、今回のように準非常事態とも呼べるような状態に対処するマニュアルなどはあるのでしょうか、お伺いいたします。
冬に雪が降る、当然の現象だと思っていることが、ある量を超えれば災害になる。まさか雪がこのような結果になろうと予測することは困難だとは思いますが、これを災害ととらえ決断を下す必要があったのではないかと思うのですが、御所見をお伺いいたします。
それから、このような場合、市民への情報提供であります。市民は情報がはっきりしておれば、いたずらに混乱はいたしません。逆に判断の材料が少ないと、情報を得るために必然的に電話での問い合わせが増加することにつながるのであります。当然雪国でありますから、それに対応する知識も有していると思っております。雪が降るのは普通と思われている方々が大半であります。
しかし、本市は人口の流入が続いており、当然雪の少ない地方からの転入をされた方もいらっしゃるわけであります。今後の防災活動の一環として、関係各課が協力し合って、市政だよりなどの広報紙を媒体として、さきに答弁にありましたように、除雪のお願いをすることだけではなく、安全な暮らしを守るという意味からの観点からも啓蒙活動を図られたらいかがと思うのでありますが、御所見をお伺いいたします。
市の地域防災計画については、宮城県沖地震や 9 月に策定したことは既に御案内のとおりであります。この防災計画では、市の地域にかかわる防災に関しまして、市としての業務及び関係機関の任務まで明示するとともに、みずからの身の安全はみずからが守るとの基本原則に立って、市民、事業所の役割まで明示した総合的かつ基本的な計画であります。お尋ねの災害が発生した場合の職員動員の配備体制の区分の基準及び内容について、そういったものを定めてございます。
今般、年明け早々から日本海側や太平洋側の一部で断続的に降った大雪により、本市においても去る 1 月 5 日には 92 センチという観測史上例のない積雪を記録をし、交通を初め各方面に影響を与えたところであります。この対応ですが、市といたしましても、まず交通確保を最優先とし、連日早朝より関係業者皆様の協力をいただきながら除雪対応したところであります。
今後におきましても、今回の経験を踏まえまして、改めてその必要性を感じましたので、現防災計画の中で関係機関とも協議しながら、運用方法等について研究していかなければならないと考えております。
あわせて、今般、あやめ学園生、 PTA の皆様を初め、多くの市民皆様から自主的な活動もいただきました。本計画のみずからの身の安全はみずからが守るとの趣旨を御理解をいただき、また市は市としての業務を十分に果たしてまいりますので、市民皆様の一層の御協力をお願いを申し上げる次第でございます。
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