本市には、まちづくりを円滑に進めるために各種の基金があります。それぞれ目的を持って積み立てられていると思いますが、税収は伸びず、逆に大きく減収傾向を示すなど、本市の財政は他の自治体同様、大変厳しく、基金の積み立てすら困難な状況になってきています。既存の施設整備すら満足にできない今、例えば新しい文化ホール建設など、それら目的とした基金の運用や取り扱いに、現在の経済観念と基金の設置目的に差異はないのでしょうか。一度に多額の歳出が困難なため少しずつ積み立てをし、一定程度の事業見通しがついた時点で基金を取り崩し財源に充てる手法が、果たしてより効率的と言えるのでしょうか。もし、財政が逼迫して基金の取り崩しなどが図られるとすれば、単に財源補充を第一とすべきではなく、あくまでも基金本来の目的を達成する最良の手段として行われるべきと考えます。基金の重要性をしっかりとらえ、運用に当たっては慎重に対応を図るべきだと思います。
もし仮に基金の取り崩しを考えるのであれば、「基金が果たす目的を十分に踏まえ」、それに沿った運用目的を果たすべきだと思います。今後の基金運用の取り扱いについてお伺いいたします。
基金活用策について答弁申し上げます。
議員御承知のように、本市には各種の基金があり、大別すると積み立て型の基金と運用型の基金に分けられます。そのうちの積み立て型の基金についての御質問でありますが、特定の目的を持って資金を積み立てるために設置された基金は、その目的実現のために計画的に積み立てを行っていく必要があります。しかしながら、議員御指摘のとおり、長引く不況などの影響から税や交付税は落ち込み、定期的な基金の積み立ては困難な状況となっております。
一方、既存施設の整備も急務となっておりますが、厳しい財政事情から、その整備も難しい状況にありますことを御理解願います。