次に、醸室についてお伺いいたします。
12 月 4 日付の大崎タイムスの記事によりますと、醸室についてこのような記事が掲載されておりました。「古川らしさを生かす」、佐々木愛一社長が、緒絶川の眺めは古川にとって最も素質のある観光資源と説明、食と人の交差点をテーマに中心商店街を立て直したいと、その意欲的な発言をされておりました。
さて、工事もいよいよ始まって、事業の進みぐあいが目に見えてまいりました。事業推進に欠かせないテナントの確保についても、出店を希望される方々の問い合わせもあり、もう少しで予定を確保できそうだとも伺っております。完成すれば、社長の話されるとおり、新たな町の活性化につながるものと期待されます。ひいては、緒絶川の特色が広く全国に紹介され、古川からの新たな情報発信につながるものと思います。
そこでお伺いいたします。
この事業の進捗状況でありますが、募集テナントの確保については今述べさせていただきましたが、事業全体の計画、採算ベースについてはどのようになっているのでしょうか、お伺いいたします。
事業の全体、収益性の面からとらえますと、なかなか大変困難だというお話も聞こえてまいります。来年の 6 月だったでしょうかね、を 1 つの目標にそれぞれ努力されていると思いますが、今、当局で考えておられる、認識しておられる、この工事の進捗状況はどのようにとらえておいででしょうか。事業開始におくれの要素というものは考えられないでしょうか、お伺いいたします。
次に、この醸室が事業として動き始めますと、当然、大勢の利用客が見込まれると思います。そうしますと、かねてから懸案の駐車場の不足感が一段と強まるのではないでしょうか。初めのころは、当然物珍しさも手伝って大勢の利用客が見込めるでしょう。中には視察に訪れて、それに訪れるときにもマイクロバスや大型バスを利用してこの視察に来られる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
きょう議場で配付になりました追案で予定されています新たな駐車場用地、エンドー跡地の利用法ですが、これらも含めて、この周辺の駐車場利用について総合的に検証される必要があると思うのですが、いかがでありましょうか。
端的に言えば、今までたびたびこの議場でも論議されていますが、市で所有している、または、あるいは借用して、公用車の駐車場として利用されているところがあります。それらを整理して、その一部をこれらの事業のために、醸室や緒絶川など、それらを利用される方々のために開放することができないかということであります。
確かに、今回のこのエンドーチェーンの跡地利用、そして緒絶川、醸室の事業の進みぐあいでは、なかなかその駐車場の確保に事業時期が同一するということはできないものであるかとも思います。
しかし、これらの周辺を一体的に考えて、例えば緒絶川、そして緒絶の館、リサイクルデザイン工房など、場所的に駐車スペースが新たに確保することが困難な施設もあるわけですから、その近辺に市の所有する土地があったり、新たに駐車場として確保できるとなれば、それらの利用も踏まえて、一体的、効果的な駐車場利用を考えれば、それぞれの事業の推進に大きな一翼を担うことにもつながると思うのでありますが、いかがでしょうか、お伺いいたします。
株式会社醸室によります商業施設の整備事業につきましては、議員御承知のとおり、古川市の中心市街地活性化基本計画に基づく 2 核のうちの 1 つであり、経済産業省や宮城県の支援を受けながら、本年の 10 月に着手いたしました。建設工事につきましては、年内に解体工事がおおむね終了し、随時、屋根、塗装等の補修工事を進め、年度内に完了させる計画で進捗しております。
ソフト面につきましては、事業進捗に合わせた説明会の実施や、東北学院大学経済学部のゼミとのタイアップによる現状の把握調査を現在実施しております。この結果をもとに、周辺商店街と一体となった醸室の今後の事業展開を考察する計画であります。
また、周辺整備と行政のかかわりでありますが、醸室が整備する商業施設への利用につきましては、七日町駐車場を基本として、商店街を少しでも回遊していただきながら、周辺商店街への波及効果を最大限引き出したいと考えております。
本市といたしましても、緒絶橋周辺の整備による集客が期待されますことから、市民ギャラリーやリサイクルデザイン工房等の公的施設とも一体となり、歴史的、文化的景観をつくり上げていくことにもなります。したがいまして、市役所駐車場につきましても、中心市街地の駐車場として、さらにはイベント広場としての活用を前向きに検討してまいりたいと考えております。
しかし、一方においては、有料駐車場や公用車の駐車スペースとの兼ね合いもございますので、開放日時の設定などとあわせ、行政としてのかかわりを検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。