それぞれに御答弁いただきました。ちょっと答弁漏れがあったような気がしますので、再度ちょっとその辺についてお聞きいたしたいと思います。
先日、私たち総務で視察してきました。そのときには総務部長、答弁ありましたけれども、こういうデータが残っていました。
阪神の大震災のときの死亡原因ということだったんですが、家や家屋の倒壊で大体 88 %だったと、火災で死んだのは 10 %でしたよということだったんですが、倒れた家からだれが助けたのかということになると、隣近所の人が助けたのが大体 60.5 %でした。その場合、助かった確率が約 8 割、じゃあ救急隊が来たときにはというと助けられたのは 2.4 %が救助だったそうです。そのときに生存率、生きれる確率は 50 %だったということですね。
このデータから察するに、とにかくいかに早く助けるかと、また言うと地域の隣近所、向こう三軒両隣と言えばいいんですかね、それがいかに大切だったかというふうに思います。
確かに今おっしゃるとおり、防災組織を立ち上げても形だけでは何も機能しないということが現実だと思います。そういうことを踏まえれば、もうちょっとこまいレベルでやるということなんですが、やはり組織として立ち上げて一定レベルの資金的な援助を受けるには形としてはつくらなければならないと。あとは運用についても行政でできるだけこまい指導をしていただければ、なお結構かなというふうに思いました。
先ほど私も話しましたけれども、私は助けられる方だと一方的に決めつける人もいるわけですよ、地域にはね。私は助けるところへは行きません、助けてくださいという人もいるわけなんですが、そういうときにもきちっと地域のマップの中に埋め込んで、この人は助けることはできないけれども、助けてくださいという人ですよということが必要だと思います。
ちなみに、先日の地震のときに、こういう役所から問い合わせがありました。民生委員さんのところに、おたくの地域でひとり暮らしの老人については異常ありませんでしたでしょうかという照会の電話が来たんだそうです。民生委員さん、すっかり忘れていて、ああそうでしたということで早速始めたと。 2 回目の地震のときには、もう 100 %その対応がとれたということですから、訓練も非常に大切なことだなというふうに思いました。
自主防災組織を十分に魂があるものに生かすためには、形じゃなくて中身のあるものにするためには、最後までやはり行政はいろいろな意味でかかわり合っていかなければならないものだというふうに思います。
関西圏に行きますと、こういう組織は立派にできているんだけれども、地震が来たことがないという意味で組織自体が形骸化しているケースが多いです。当地は地震のメッカでもありますので、日ごろの訓練だというふうにも思いますので、ぜひ地震ある機会ごとに訓練だと思って、どのように動いているかという行政からのチェックも必要だというふうに思いますので、この辺について再度お尋ねしたいというふうに思います。
防災に関連いたしまして、組織の立ち上げよりも、実際には隣近所で助けるということが現実の際にはいかに多いかというお話をいただきました。確かにそのとおりだと思います。遠くから駆けつけるよりも、元気な人が隣組にいればその方が助け出すということで相当時間的にもロスがありませんし、そういったことはやはりこういう組織を立ち上げて、お互いに意識を持ち合うということをいかにきめ細かく広く組織内に広めるかということになると思いますので、これは我々の交通防災の方の大変なこれからの役割ではないかというふうに認識しております。
先ほど、富永の例で地元学という言葉がありましたけれども、こういうことなんかもやはり自分たちの地域を見詰め直すというようなことから、例えば一朝有事の際はどこにどういうものがあるだろうとか、そういうこともいろいろと調べていくと、ふだんなかなか気づかないこともたくさん出てくるんだろうと思います。
そういうことをいろいろな出前講座とか、そういったものを通しまして、私たちも交通防災の関連する集まりがあったときには、きめ細かくこれからやっていくというようなこともしなくちゃならないというふうに思っております。
幸い、担当の副参事というのは専門的な目で今度はチェックできると思いますので、そういうことも念頭に置きながら、例えば先ほど御提案のあった訓練などを定期的に行政がチェックしたりするとかというのがあるでしょうし、そういうことを消防団の集まりの中でお話し合いをしてもらうとか、これは私、専門ではありませんので、どういう組織でどういうことというのは即答できませんが、それぞれが本当に、万が一のことを考えたら何をしなければならないかという立場に立って、入念にこれからも進めていきたいというふうに思っております。