自主防災組織が立ち上げられ、いざ活動を開始するに当たり、まず話し合われるのは何から始めるかであります。そして、その次にどのような機材を準備するかということであります。
地域にはそれぞれ特徴があり、同じような防災機材では対応が難しいのではないでしょうか。中心市街地と周辺部の農村部では全く条件が異なります。周辺部では地域的にもカバーする面積が広くなり、機材の 1 カ所集約型では、いざのとき機能を発揮するのが難しい面も出てきます。まして、同一行政区に 3 カ所の集会所を持つ地域などは機材配置をどのように行うかで頭を悩ますものであります。また一方、市街地の方々の中には、適当な収納場所が見つからなくて困っているともお聞きいたしました。
これらの機材の選定や収納方法など、行政として指導、助言など十分にかかわっているのでしょうか、お伺いいたします。
次に、機材の選定等については、これは総務部長の方からお答えをさせていただきます。自主防災組織との情報伝達について御質問をいただきました。
防災資機材の選定等についてお答えを申し上げます。
実際に、組織立ち上げの際にはどのような資機材をそろえたらいいのかということは、これはほとんど立ち上げの段階で相談に来る方々が皆同じように質問をしてまいります。その際にお話ししていることは、地域の状況に応じて中身の資機材も違ってくるのではないですかというふうなお話をしております。
つまり、旧市街地の方々が結成する場合と、あるいは地区の方々が結成する場合では、それぞれの家庭で持っているものなどもいろいろとふんだんにある場合と、それからほとんどどの家庭にも持っていないとかということで、例えばスコップとかのこぎりとかというものは、地区の場合ですと、ほとんどのところで準備できると思いますが、町の中ですと、そういったことは逆にほとんどの家庭で持っていない可能性もあるというようなことがあります。
先日もお話ししましたけれども、区長会のときにも市内の金物商協力会というところで作成しました自主防災用常備工具というような 1 つのモデルをセットをしたようです。これは、現在のところ 15 品目を挙げておりますけれども、これも例えば値段を動かせば中身を調整するというようなことも言っていますし、地元の方々に経済の地域還流ということでそれらを利用していただければということで、交通防災担当の方でも積極的にお話をしているようでございます。
それから、収納方法についていろいろと言われますが、今の場合ですと、このセットの工具箱があるわけですが、私どもも収納倉庫まで今度助成するとなると、なかなか今の状況では大変でございますので、例えば集会所とかで管理をしていただけないかということで説明をいたしている状況でございます。
どちらかというと、防災のお話になりますと、こういう資機材のことが前面に出てくるのでありますが、私どもといたしましては、それも大切ですけれども、災害時の隣近所の安否確認とか、そういった本当の災害のときのふだんから覚悟していくことも重要になってくるのではないかということもその際にあわせていろいろと説明をしております。そういった上で、こういった防災組織をつくって、そして常備工具の、常備品といいますか、工具を備えるというようなことを働きかけておりますので、御理解いただきたいと思います。